はじめに結論から言うと実は脳の処理能力はあまり大したことがないので、複数の物事を同時に処理すると、精度がかなり落ちるんですね。
なので、それを逆手に取って、ここはミスれない状況の時はそれ一つに集中すれば、ミスをしにくくなるという事なんです。
さらに言うと、自分の頭は思っているより馬鹿なんだ!と認識することが大事なんですね。(もちろん、ぼくの頭も馬鹿ですw)
自分の最近あった出来事から思ったこと。
最近あった出来事なんですが、仕事で金庫の鍵が無くなるという事があって、結局の所、いつも入れている引き出しの封筒の中に引き出しを閉めた反動で滑り込んでいて見つからなくて、大騒ぎになった事件があったんですね。
その時探してるつもりが全然見つからなくて、その時の状況を思い出そうとしても思い出せないんですね。
それは何故かというと、ちょうどその時、色々な仕事の話を聞きながら、金庫の鍵を閉めていたんです。
なので意識は仕事の話で、無意識に金庫の鍵を閉めて片付けをしていたんですね。
無意識でしているので、全く記憶に残っていませんでした。
複数の事をこなそうとしてしまって、仕事が雑になっしまっていたんですね。
同時に複数の事を処理しようとすると精度落ちる。
パソコンなら、高性能になればなるほど、複数の作業を正確無比にこなすことが出来るんですが、人間の脳はぜんぜん駄目なんです。
中には聖徳太子みたいな人もいるかもしれませんが、そんな人はかなり稀ですよね。
基本的に脳は複数のことを同時に作業することは得意ではないということなんです。
例えば、出掛けた時に、何か忘れ物をする事ってよくありますよね?
それは家から出る時に、戸締まりや、電気を消したり、身仕度したり、持ち物を確認したりと、しなくてはならない作業を同時にしなくてはならないので、何か忘れ物をしたりするんですね。
複雑な事を複数同時にすると、脳が疲労する

そして、もう一つ重要な事は、複数の作業を同時にこなそうとすると、脳は急激に疲労するんです。
例えば、仕事をしていて、トラブルが起きて、でも仕事も止められなくて、仕事をしながら、トラブル処理もしなければならない。
みたいな状況ってよくありますよね?
そんな時って脳をフル回転させて、対処するので、終わった後、脳めっちゃ疲れてませんか?
しばらく何も考えたくない!みたいな感じになりますよねw
このことから、複数同時に物事を考えることは、脳のエネルギーをめっちゃ浪費してるんですね。
もう一つ例えると、テレビを観ながら洗濯物を干していたとします。
洗濯物を干すっていうのは、実は結構、複雑な作業なんですよ。
テレビを観ながら洗濯物を干すと、正確性も落ちるし、脳も疲れる行為なんですね。
自分は効率良く複数の事をしていると思っていても、実は精度も落ち、スピードも落ちていて、脳も疲れる事をしていたんですね。
ここはミスれない状況の時は、その事一つに集中する。
最後にまとめますと、
特にこの場面ではミスれないという状況では、一つのことに集中するという事が大事で、それを普段から習慣付けることで、脳を疲れさせずに集中力を身に付けることが出来るのではないかと思います。
よかったら実践してみて下さいませ!
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